はじめに
こんにちわ!才谷(@Saitani_UK)です。
今回は、私が留学をしている中で徐々に学んでいった良い評価を得られるようなエッセイの作り方について紹介します。
イギリスの大学であれば、無償で提供されるであろうアプリの有効的な使い方やフリーのアプリについても紹介します。
論文の引用を簡単に行えるアプリ
イギリスの大学院の成績評価方法
イギリスの成績評価は、主にエッセイかレポートで決まることがほとんどです。
エッセイは、その分野・理論のこれまでの流れ、理論の理解、実社会への応用方法等を記載するのに対し、レポートはソフトウェアやシミュレーション等を利用し、定量的に計算、分析し、分析結果から何が言えるのか、どんな対策が必要なのか等を記載します。
私の留学先の大学では、1つのモジュール(授業)で、1~2個のエッセイorレポートが課されます。
成績が1つのエッセイで決まる場合だと、4000~5000字程度書くことが多く、1モジュールで2回エッセイを書く場合であると1つ目のエッセイが1000~2000字、2つ目のエッセイが3000~5000字程度書くことが多かったです。(個人的経験)
私の大学院のコースでは、約2週間に1エッセイorレポート程度書いていましたが、私の知る限り私の大学では私の所属していたコースが最も課題が多かったです。
説得力のあるエッセイを書くために
説得力のあるエッセイの条件の一つとして、引用文献がたくさんあることが挙げられます。
多ければ良いというものでもありませんが、少ないと減点されるケースもあります。
私が所属していたイギリスの大学院では、引用(citation)を効率的に行えるソフトウェアとして、’Mendeley’と’Endnote’が勧められていました。
これらのソフトウェアが使えると、著者、論文名、出版年、ジャーナル名等をコピペで1つずつする手間を省け、引用ミスが避けられます。
私は、最初のアサイメントではワードで直接引用文献を入力(コピペ)していたのですが、海外の著者のFamiliy NameとSurnameが逆になっていることが多々あり、その度にチェックされて返ってきたことがありましたが、これらのソフトウェアが使えればその心配もありません。
使い方は簡単で、論文を検索するサイト(日本で言う’Jstage’のようなもの)から、引用文献のデータをダウンロードするだけで、ほぼ手作業なく引用と参考文献(Bibliography)の作成が可能です。
私はイギリスに着いてから、勉強し始め、少し苦労したので、念のため下記に簡単に’EndNote’の使い方を記載しておきます。
1. EndNoteダウンロード後、EndNoteを起動
2.’File’から’New’を選択し、任意のフォルダにEndNoteのデータフォルダーを作成
3.’Web of science’等の検索システムから、引用したい論文を選択後、’ Export’or’Cite’を選択し、”Endnote records to EndNote Desktop” or “Export citation to RIS”を選択し、’Export’をクリック
4.ダウンロードしたファイルをクリックすれば、自動的にEndNoteに追加されます
5.WordにEndNoteのアドインを追加し、wordのメニュータブから、EndNoteをクリック
6.”Go to EndNote”を選択し、Endnoteの画面に切り替わったら、”Insert Citation”を選択
7.括弧内から著者を除きたい場合等は、wordのEndNoteのメニューから”Edit & Manager Citation(s)”から編集可能
英文法、誤字・脱字を防ぐアプリ
エッセイで高得点を取るためには、正確な英語で文章が書けることも重要になります。
必ずしも、英語力が高ければ良い評価がされるわけではありません。
どうしたって、少しは文法、誤字・脱字があるのは避けられないと思います。
そんな時に便利なのが、’Grammarly’。
私は、Essayを書き終わった後は、’Grammarly’を使用して最終チェックしています。
教授やクラスメイトに英語でメールを書く際にも利用できます
デフォルトは、アメリカ英語を基準に誤字を修正しますが、’Grammarly’の設定で、イギリス英語に変更することも可能です。
フローチャートを作成できるアプリ
エッセイの”Literature review”や分析内容のフローチャートを説明する際に便利なのが、‘excalidraw’
フローチャートが最初に有るエッセイと無いエッセイとでは、読み手の理解度も格段に変わる(評価も高くなると思います)と私は感じており、フローチャートが上手く書けるとエッセイを書く前に頭の整理ができため、consistent(一貫した)エッセイが書けるようになります。
色や形は少し限られていますが、簡潔なフローチャートを作成する場合においては問題ないかと思います。
無料で作成できる点でも、未だに重宝しているソフトウェアです。
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